終活で忘れてならないのは、生前整理です。
遺族にとって通夜葬儀全般が終わりホットする間もなく、遺品整理を行うことになります。
ご夫婦どちらかがまだ元気なら、一番よくわかっておられる方が少しづつしていけばいいのですが…問題はおひとり様がお亡くなりになって何をどうしたらいいのか残された方は大変な
作業になってきます。金銭的、時間的、肉体的に実際やってみないとわからない事が多いです
また、おひとり様でなくてもお体が不自由な方が残されたり、離れて住んで中々帰ってこられないお子様が残された場合、金銭的にかなりの負担がかかってきます。
後の事は、お願いと任せっきりにしないで、自分の事は自分でしっかり生前整理、いるもの
いらないものを整理しておきたいものです。
また、エンディングBOXを利用して遺品整理しなくても、残すものは手紙や生前に証書をつくっておくなど、後でもめないようにすることが必要です。
「立つ鳥後を濁さず」の言葉通り生前から整理しておきましょう。
きっと、故人様にとって一番避けたいこと「備えあれば憂いなし」命はいつ消えるのか?自分の寿命は神様しかわかりません
「今突然死んでしまったら?」どんなことになるのか?何が問題なのか?準備は出来ているのか?だから毎日悔いのないように楽しんで過ごす事が終活の一番の目的なのです。
納棺師の私たちは、遺品業者様と知り合うこともあります。どんな方が多いのか?
お話しを聞いたりすることがあります。実際私の友人のお母さまが先日
お亡くなりになり、一緒に遺品整理のお手伝いをしたことがあります。
お母さまは京都で一人暮らし、日ごろいつも綺麗に整理しておられました。お子様は一人
娘さんとその家族、兄弟さんもお歳を召され病気で手伝えない状態でした。
その娘さんは、東京にご家族と一緒に住んでおられました。おかあ様は東京で治療をすることになり半年余り治療の甲斐なくお母さまは旅立たれました。
その2年後、家を処分することになり、家財道具などを整理しないといけないことになりました
現在80歳代の方は物がない時期を過ごされたせいもあり、沢山の電気製品やまだ新しい景品や食器、生活用品が多くありました。友人は仕事がらそうたびたび帰れるわけもなく、1週間弱で
すべて片付けることになり、1週間あれば、たいていの事はできるだろうと、たかをくくっていたのですが、開けてみると
想いでのあるものを目の前に、涙涙でいるものといらないものを分けてにたものの
ほとんどがいるものに仕分けされ、それは自分の家に入るのかどうか?考えると
とても入らないと…全然後片付けが進められない状態でした。
遺品整理は全部業者に依頼する金額はいくらぐらいか皆様はご存知ですか?
しかも、金額が張るものや故人様の残したいであろうものすべてが処分されます。
金額は家の大きさと家財道具の重さなどで、業者によってさまざまです
友人は悩んだ末、家財道具を業者に依頼し、後のものをゴミに出し処分するもの
と手元に置く物を自分ですることにしました。
扇風機は4台、電気ストーブ5台、ラジカセ、テレビの古い家電製品
ゴミ袋の数はゆうに90袋を超え、燃えるゴミ、燃えないゴミ、紙類、リサイクルゴミなど分別し役所で大型ごみの指定日時にださないといけないなど肉体的にも精神的にも大変でした。
お金ですませば、50万~80万くらいでも自分ですませば5分の1ですみ、残したいものが
残せたといいます。もしそれが最小限でも出来ていたらどんなにか負担がかるかったであろうと考えると…遺品は物であって物でないのだと初めて気が付かされました。
備えあれば憂いなし「不要なものは処分する」今日から断捨離大切な物だけを残すように心掛けましょう。
エンディングノートの言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが書いているからは意外にも少ないと思います。いつか書こうと思いつつ、まだ早いかななどいろいろ考えているうち忘れてしまいがちです。
若いとか、歳をとったからとか歳は関係ない内因性急死の方も少なくはないのです。
今何を何を考え死後の漠然とし希望や親族にあてた手紙を書くことでそのころ自分が何を考えていたか?と振り返り考える事も出来、万一の時には自分を意思を伝えることが出来る遺族にとっては宝物になる事でしょう。
まずは、Memoでもいいので書いてみましょう。そこから始めませんか?
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エンディングノートは書いたから安心と思っている方、必ず棺の中に故人様が入れてほしい愛用の品とか入れて下さいと言っても何を入れていいかわからない方、結構沢山いらっしゃいます。
また宗教的な白い経帷子(仏衣)なのか?好きな服や着物なのかも迷われる方多いです
少しづつ、BOXの中に入れていき
経つ鳥後を濁さずのことわざ通り、準備してくれてよかったと言ってもらえたら送る側送られる側両方にとってベストだと思います
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